中学の同期会(励互会)があった。
知立中学校第16回卒業生(昭和38年3月卒業)で、第5回目になる。
始まる前に時間があったので、昔の道を少し歩いた。
そろばん塾、薬局、模型飛行機屋、文房具店など、何も残っていない。
場所が変わったのか、廃業したのか、45年も過ぎると変化は激しいのだろう。
昔は、こんなのなかったなと写真を撮ったのが、マンホールの蓋。
校歌にもあった、「古人見けむ八橋の地に」と。
八橋は”かきつばた”の名所として、今も、その季節多くの人々が訪れる。
いろいろな変化が起こる中で、この花だけは、毎年咲き続けてくれている。
しかし、それも守る人あればこそだろうと、思わされる。
故郷に永く住まいしている同期生の中に、その役割を担っている方もあるだろう。
「ありがとね」、そんな気持ちを持ちながら、会で久しぶりの顔を楽しんだ。