8日、東京に泊まっている時にNHKの”ドキュメント考える”を見た。
假屋崎省吾に出されたミッションは、次のようなものだった。
『忙しい東京の人に生け花で世界平和の大切さを痛感させる』
これを1週間後にやってみせる、さぁ、考えて!という趣向だ。
この假屋崎さん、実は安城に7月にやってくることになっている。
興味もあって、聞いて、見てみたいなと思っている。
それだけに面白い企画だと、ワクワクしながらNHKを楽しんだ。
1週間の間にも、大阪、高知と仕事は多忙をきわめる。
大阪では、仕事の合間をぬって、桜と古い建築物を見て歩く。
高知では、新しいエビデンドラム(?)の花が、会場に届けられる。
「こんなきれいな花を作る、純粋な方がいらっしゃるの」と、涙を見せた。
「だから、心をこめて、生けさせていただく」のだと言う。
訪ねたハウスのエビデンドラムは、1本1本が人のように感じられたようだ。
生け花の場所は、西新宿のオフィス街になった。
山形の桜、高知のエビデンドラムを使った生け花だ。
なかなか人は立ち止まらなかったが、少しずつ写真を撮る人も現れた。
10人くらいのインタビューで、『平和』を感じた人が1人いてよかった。
アイディアは、寄せては返す波のようにみえる、という假屋崎さんの真骨頂が輝いていた。