市内の増改築専門店から、『オール電化の落とし穴!?』という冊子をもらった。
リフォーム工事専門店が明かす、オール電化のメリット・デメリット、というものだ。
親切にも、「あなたにオール電化の正しい情報としてデメリットもきちんと伝えたい」とある。
ほんとにそうなら、とても頼もしいと思って読んでみた。
電気の契約プランについては、その内容がわかってよかった。
「停電のとき、ガスコンロは使えるけど、IHクッキングヒーターは使えない、これもデメリット」は、極々当たり前。
問題は、「日常生活のなかでのデメリットは?」にある。
「電磁波や災害時以外でのデメリットはないの?」と、電磁波については、これだけの表現。
小百合さんが、一番知りたかったことが書かれていない。
その上、IHクッキングヒーターの特徴的メリットとして、「IHは火を使わないので、火事にならないこと」と書かれている。
この表現は、ガス屋さんが見たら、「IHで火事が起きている」と、怒るだろうなと思う。
正しい情報としてデメリットも伝えたい、という姿勢は大事なことだと思う。
しかし、この冊子を出している会社が、電磁波や火事をデメリットとして詳しく伝えないのは、どうしてだろうか。
知っていて書かないとすれば、この会社は信用できない。
知らないとすれば、もっと良く調べて、どこから読んでも問題のないような検証が必要だと思う。