恵方巻、食べましたか。
我が家の節分は、ここ3年ほどは、恵方巻だ。
セブン・イレブンが、この地方に運んできたようだ。
いってみれば、新しい風習。
京都のお宅にお邪魔すると、恵方巻があった。
今年は、南南東を向いて、食べるのだと教えてくれる。
この風習、ほんとにあったのか尋ねた。
「もう、私は、50年以上続いてるよ」と、ほんとにあったという。
今日の夕刊によれば、1932年に大阪のすし組合が作ったチラシに、「丸かぶりずし」として紹介されていた。
40年のチラシには、現在の食べるルールが記載されていたという。
ただ、戦後は、ほぼ断絶していた。
それを復活したのは、74年、大阪でののり巻の早食い競争だったそうだ。
50年続けている人がいる、ということは、風習として残っていたということだろう。
これまで、ほとんど聞いたことがなかった恵方巻。
豆を撒くのもいいが、おいしい食べ物のほうがもっといい。
それに、食べ方が面白いから、うれしい気分になってくる。
小百合さんの手巻きを1本。
食べ終わったら、「よーし、これで今年も無病息災!」と叫んでいた。