17日、名古屋でFMC金田会長講演会があった。
販社昇格を祝って、会社のご好意で実現した。
本来ならば、4月1日昇格なので4月に開催となるところだったが、5月にずれ込んだ。
しかし、17日は、『いいな』の日なので、よかったと思った。
30年前にクッキング・ヒーターを世に出し、一筋に普及をしてきた会長の話は、何度聴いても感動する。
会長が、日本のキッチンをガスから電気に転換しようと考えた理由は、二つあった。
一つは、お母さん方が手抜きを始めた手作り料理の復活(愛情料理)。
もう一つは、人命の失われるキッチン火災の絶滅(安全調理)。
そして現在、新たに三つ目の理由を捉えている。
それは、人と人の信頼をFMC事業で取り戻すことだという。
戦後60年余を経過して、人が人を信頼できないような風潮ができあがってしまった。
『それは、今日こそ騙されない』という心理状態に多くの人がいるということだ。
本格的な事業展開を前に、この三つの理由を噛み締めて取り組みたい。
最初の二つは、ヒーターの商品力が充分にカバーしてくれる。
三つ目は、今日集まってくれた方、この事業に縁を結んだ方と一緒に、成功への道を歩むことだ、と改めて背を伸ばした。