岡崎のAさん宅を訪れた。
駐車場に車を止めて、Aさんの帰宅を待っていた。
ぼんやり周りを眺めていると、駐車場の壁に何やら色がついているのに気がついた。
何だろうと、車を降りてその前に来ると、色が消える。
これは、光だ。
どこから来ているのかを知りたくて、探してみるのだが、はっきりしない。
ポリアンナが、プリズムを通して光る色を楽しんだような気分がしてきた。
自転車のペダルかな、と確認してみるが、違うようだ。
結局、どこから来ているのかは、わからなかった。
でも、探している間の何と幸せに満ちた時間だったことか。
そこで、この光を"幸せ色"と名づけることにした。