「千の風になって」の翻訳・作曲家、新井満のインタビューを読んだ。
昨日の中日新聞夕刊、「あの人に迫る」でだ。
「千の風」の翻訳・作曲の発想は、北海道・大沼で生まれた。
静寂のなかに聞こえてくる、鳥、虫などの命のざわめき。
命の永遠を感じながら、翻訳・作曲した、という。
新井満は、サラリーマンと並行して作家、作詞・作曲家など活躍してきた。
電通を定年退職したのは、昨年5月だ。
「電通にいなければシンガー・ソングライターにも作家にもなれなかった」という新井。
会社員時代の生活は、週末起業家の参考になるものだった。
会社員時代、どういう生活をしていたのかと問われれば、簡単。
土日のフル活用です。
ゴルフに行ったりせず、創作活動です。
ウィークエンド作家、ウィークエンド・シンガー・ソングライターでした。
「お前は何足ものワラジをはいて」と言われます。
しかし、そうしたワラジの履き方はいけません。
一日に履けるのは一足だけ。
ウィークデーは会社、土日は自分事。
常に一足。
集中力さえあれば、なんとかなるものです。