Nさんが会社で、理念ブックを作ったと、ある方から渡された。
『いつも楽しく幸せでいられるために‥』と、タイトルがつけられている。
「何をしている時楽しい?」と、社員全員の楽しい時が語られる。
そして、楽しむためには、「楽しいと思う気持ち」が、アンケートの一番だった。
「楽しくなければ、仕事じゃない!」というのが、Nさんの口癖だった。
なるほどなあと、共感を覚えていたものだ。
この理念ブックを読ませていただいて、楽しいことの本質がわかったような気がした。
会社で仕事をしていると、すべてが楽しいこととは、言い切れない。
品質不良の対策を考えているような時は、苦しいだけで楽しくはない。
目標の利益が出せない時は、まさに苦しいだけだと思う。
よくあるのは、他責にして、自分は知らないと苦から逃げることだ。
楽しい、というのは、すべてのことを楽しみなさい、ということではないだろうか。
あなたが解決できない問題は、あなたに降りかからない、といわれている。
だから、解決を楽しみなさい、というしだいだ。
いつも楽しんでいる、ということは、究極のプラス思考なのだ。