『眉山』という映画の公開が、12日に迫っている。
この『眉山』という名前を読んだとき、もしかして、徳島の?と気になっていた。
そして、コンビニで同名の本(さだまさし著、幻冬舎)を見つけた。
それは、父と最後の旅をして、車椅子を押しながら登った徳島の眉山だった。
父との最後の旅は、四国一周の旅だった。
その最後の地点が、徳島だった。
父は、徳島大学の出身で、街を巡っているときも、懐かしそうだった。
足が弱っていたので、一部、車椅子を使っての旅だった。
語りはしなかったが、眉山も青春時代の思い出の一つだったのだろう。
さだまさしの『眉山』には、いつも音が流れているようだった。
阿波よしこの囃子。
そう、阿波踊りの音だ。
その音の中で、末期癌の母と1人娘の心が触れ合って行く。
映画は、どんな映像になっているのだろうか、興味深い。
久しぶりに見る眉山は、どうだろうか。
いろいろな思いで、映画の公開を楽しみにしているところだ。