冬のソナタでチェ・ジウの吹き替えをして、声優としてもブレークした女優の田中美里。
ある新聞のインタビュー記事で、子供の頃、いじめにあった経験を語っている。
小学校の2年から4年まで、先生にもいじめられた。
いじめを受けていると、”なんで、こうしてくれないんだろう”とか、”なんで私だけ”とか思う。
それが、ある日、私って、すごく人に要求しているんだなって気がついた。
じゃあ、1人で楽しめる方法を見つけようと、で、それを見つけたら、結構楽しくなってきたというのだ。
寂しいという気持ちは、一番孤独を感じる。
孤独が孤独でなくなったら、楽しいでしょう、と言う。
いじめられっ子には、多くの人が、「君は1人じゃない」とエールを送る。
だが、「1人でも大丈夫だよ」というメッセージは、心強い。
1人でも大丈夫、と思っていると、これまでいじめられる側が醸し出している要素がとれてくる、と言う。
そうなると、みんな寄ってくる、と体験を述べていた。
相手に変わって欲しい、と求めず、自分自身が変わる方が、やはりいいようだ。